旅に出たくなったら

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なぜ?カナダの国獣はビーバー

ビーバーはカナダの国獣です。

1975年に「ビーバーをカナダの象徴と認識する法(An act to provide for the recognition of the Beaver (Castor canadensis) as a symbol of the sovereignty of Canada」が制定され、正式にカナダの象徴になりました。

 

ビーバーがカナダの象徴とされたのには、カナダ発展の歴史と深い関係があります。

ヨーロッパ人が現在のカナダを発見してまもなく、ビーバーの毛皮を中心としたヨーロッパとの交易が始まりました。当初は、毛皮とやかんなどのヨーロッパ製品との物々交換です。ビーバーによりヨーロッパ製品がもたらされ、原住民の生活を変えていきました。

 

17世紀後半から18世紀初頭にはヨーロッパでビーバーの毛皮を使ったフェルトハットが大流行しました。フェルトハットの人気が増すにつれ、ビーバーの毛皮の需要も増え、盛んに輸出が行われるようになります。ピーク時には年間10万枚もの毛皮がヨーロッパへ輸出されていました。

 

交易そして貿易が始まってからというもの、ビーバーの毛皮のために多くのヨーロッパ人がカナダへ渡りました。入植したヨーロッパ人は土地を開拓、会社を設立するなどして経済的な発展にも貢献、また、都市を築きカナダという国の基礎を作り上げました。

 

このようにビーバーをきっかけとしてカナダが大きく発展したことから、国のシンボルになりました。

ビーバーとカナダには切り離せない深い関わりがあったのですね。

  

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バスの待合室で、お菓子のガチャガチャに目をやると、取出口のところにビーバーがついていました。こんなところに!かわいい。