もはや生活必需品?夏でも売られている毛玉取り機 in カナダ
日本では「毛玉とり」「毛玉カッター」「毛玉クリーナー」などと呼ばれる衣服についた毛玉をとる電化製品。家電量販店で見かけます。冬は毛玉ができやすい洋服を着ることもあり重宝します。
カナダでは季節ごとの商品の入替をしていないのか、スーパーでは季節を問わず毛玉取りが販売されていました。
ふつうのスーパーでも何種類も陳列されているので驚きます。日本の大手家電量販店並みの毛玉とりの品揃えです。
しかし、そんなに需要のある品だとは思いませんでした。
ということで、毛玉とりがカナダ人に必要とされる理由を考えてみました。
・カナダ人は毛玉ができた服も大切に使おうとするため
・毛玉をとる快感がやみつきになり忘れられないから
この二つしか理由が見つかりません。
ーーーどう考えても前者ですね。
カナダの人は服であれ道具であれ資源であれ、とても大切にしているように思います。何年も着ているであろうよれた服を着ている人も多くいます。
少なくとも私が滞在していた地方都市では。
最新のファッションを楽しむのも素敵ですが、既に持っているものを大事に使うのもまた素敵だと思います。
日本に帰ってきた私は、再び服装に気を遣うようになりました。年相応か、首元の生地が伸びていないか、傷みはないか、TPOに合っているか等、挙げるとキリがありません。
私には少しキッチリし過ぎているように感じます。
カナダではそういう窮屈さがなく各々が好きな格好をしていて心地よかったです。